ウォーターフロスって何?最新のデンタルケアを紹介|福山市御幸町の歯医者「門井歯科医院」

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ウォーターフロスって何?最新のデンタルケアを紹介

2025/06/23

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ウォーターフロスって何?最新のデンタルケアを紹介

毎日の歯磨き、きちんとできているつもりでも、実は「磨き残し」が原因で虫歯や歯周病が進行してしまうことも少なくありません。
そんな中で今、注目されているのが「ウォーターフロス」という新しいデンタルケアアイテムです。
聞き慣れない方も多いと思いますが、簡単に取り入れられて、しかも効果的。
今回は、ウォーターフロスの基本から使い方、メリットまで、やさしくご紹介していきます。

1. ウォーターフロスとは?

ウォーターフロスは、別名「口腔洗浄器」とも呼ばれている機器です。
の力を使って、歯と歯の間や歯ぐきの溝に残った食べかすやプラーク(歯垢)を洗い流すためのもの。
これまでのデンタルフロス(糸ようじ)のように、歯の間に糸を通す代わりに、水流を使うのが特徴です。

電動の機種が多く、タンクに水を入れてスイッチを押すと、細いノズルからが勢いよく出てきます。
この水圧を利用して、ブラッシングでは届きにくいところを洗浄してくれるのです。

特に、ブリッジ矯正器具をつけている方、小さなお子さんやご高齢の方、指先を使うのが難しい方には、通常のフロスよりも扱いやすいという声も増えています。

2. なぜウォーターフロスが注目されているの?

ウォーターフロスが注目されている理由は、大きく3つあります。

まず1つ目は「手軽さ」。
デンタルフロスは慣れていないと使い方が難しく、うまく磨き残しを取れなかったり、歯ぐきを傷つけてしまったりすることも。
その点、ウォーターフロスは口にノズルを入れてスイッチを押すだけなので、誰でもすぐに使い始められます。

2つ目は「高い洗浄力」。
歯と歯の間だけでなく、歯ぐきのラインや奥歯の裏側など、ブラシが届きにくい部分まで水の力でしっかりアプローチできます。
毎日使うことで、口臭の予防歯周病リスクの軽減にもつながります。

そして3つ目は「気持ちよさ」。
水流がやさしく歯ぐきをマッサージするような感覚で、使用後は口の中がスッキリ。
お風呂上がりのケアとして取り入れている人も多く、継続しやすいという声が多いのも納得です。

3. 実際の使い方と選び方のポイント

使い方はとてもシンプルです。
本体のタンクに水(ぬるま湯でもOK)を入れ、ノズルを口に入れてスイッチをオン。
水が飛び散らないように口を閉じつつ、少し前かがみになってシンクの上で使うのがおすすめです。

水圧は機種によって調整できるものが多く、初心者は「弱め」からスタートし、慣れてきたら少しずつ強くしていくと良いでしょう。
また、洗口液を少し混ぜることで、さらに爽快感を得られることもあります。

選ぶときのポイントとしては、以下のような点に注目してみてください。 

•水圧の調整ができるか
•持ち運びがしやすいコンパクトサイズか
•充電式 or 電池式か
•タンクの容量や連続使用時間

初めての方は、リーズナブルな価格帯で使いやすい「入門機種」から始めてみるのもおすすめです。

4. 歯科医師も推奨する理由と取り入れ方のコツ

ウォーターフロスは、多くの歯科医師からも推奨されています。
特に歯周病予防インプラントケアには有効で、セルフケアにプラスすることで、定期的な歯科受診の効果をより高めてくれます。

また、毎日の歯磨きだけではどうしても落としきれない部分までアプローチできるため、「歯磨き後の仕上げ」として使うのが効果的です。
寝る前のリラックスタイムに習慣として取り入れると、無理なく続けられるでしょう。

ただし、これだけは覚えていて欲しいのが、ウォーターフロスは「歯ブラシの代わり」ではありません。
大切なのでもう一度言います。
ウォーターフロスは「歯ブラシの代わり」ではありません。
あくまで補助的な役割として考え、通常の歯磨きと併用することが大切です。


最近では、さまざまなメーカーからウォーターフロスが登場し、価格帯やデザインも多様になっています。
「なんとなく気になっていたけれど、どう使うのかわからない」と感じていた方も、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
お口の健康を守るために、楽しく続けられるケアを選ぶのがポイントです。
またよくわからない方は診療の際にでも遠慮なく聞いてください。

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日進月歩で医療は進んでいます。
新しいものを一緒にアップデートしましょう。
今日もあなたの優しい笑顔で
門井歯科医院でした〜

この記事の著作者

グループ 1

医師 門井 一眞

2016年 九州歯科大学卒業
2016年 九州歯科大学附属病院 口腔内科 所属
2017年 茨城県某医療法人 勤務
2021年 門井歯科医勤務
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