インプラントの平均的な寿命は?
2023/03/23
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歯の治療はどれくらい保つの?
WBC日本優勝おめでとうございます。
二日連続で胸が熱くなりました。
日本中の皆さんも同じだと思います。この熱を持続して日々精進していきたいものです。
持続といえば、よく患者さんから『この治療はどれくらい保つの?』という質問が、、、今回は特に患者さんから多い『インプラントの生存率』に焦点を当ててみましょう。
歯の治療、、、どれくらい保つのか気になる方も多いのでは?
特に自費治療となるインプラントに至ってはどれくらいなのかという質問も多い傾向です。
インプラントの平均的な寿命は?
ます、結論から言いますと、インプラントの10~15 年の累積生存率は
上顎で約 90%程度
下顎で 94%程度
となっております。
つまり、9割の人が10〜15年インプラントを使い続けているということです。
上記はインプラントがきちんと機能しているという解釈でお願いします。
もちろん、治療を行う歯科医師の技量やメインテナンスの状況、生活習慣、そして治療環境による違いも影響してきます。
ただ言えることは、高い残存率が認められていることは確かということです。
そして今後は、20年を超える予後の報告も増えてくることが予想されます。
入れ歯やブリッジにも寿命がもちろんあります。
入れ歯・ブリッジの寿命がくる前に、支えの歯がダメになってしまうこともあります。
補綴治療が、さらなる抜歯を招き、歯を失い続ける場合もあるでしょう。
10年単位で生存率をみていくと
インプラント 9割以上
ブリッジ 5〜7割
入れ歯 5〜7割
一説によると入れ歯の方がブリッジより寿命が短いというデータもあります。
上記を見てもインプラント治療は実はかなり生存率は高いと言うのがお分かり頂けると思います。
大切なのはメインテナンス
ただしこれらは、患者さんのセルフケアや生活習慣、メンテナンスの状況もかなり左右はされます。
インプラントは特にメインテナンスが重要にはなりますが、それはご自身の歯であっても同じ。
自分の歯を守るためには、労わってあげるのが1番です。
そのための歯科医院でもあります。
痛くなってから来るのではなく、健康な時に来てメインテナンス。
これが歯科医院では大切になってきます。
一生守っていけるようサポートしていきます!